どうも!!何でも便利屋usaru3です!!^-^ノ
今回は久々に大型メダルゲームのメンテナンス、内部構造について記事にして行こうと思います。
対象のマシンは
G-1リーディングサイアー
一時期エラー多発でご迷惑をお掛けしておりましたが、
様々な作業の甲斐あって、2017年9月18日時点で元気に稼動しております♪♪
実はこのマシン、もう修理対応などメーカーでの対応は終了しており、
さらには部品の販売も終了しているため、現存している店舗が
殆どなくなっております。
当店では何とか別部品で代用したり、そもそもの部品を作ってみたりとで
寿命を延ばしている状況です。
ただ、やはり経年で複数のエラー原因が重なると分解作業になる時もあります。
今回は4つの原因でエラーが多発しておりました。
①馬を動かしている自走車のタイヤがゴム製で、コレが溶けて動かなかった
②基板上にあるスイッチがゲーム稼動の振動で勝手に切り替わってしまう
③馬の自走車に電力を供給している部分が汚れていた
④馬の位置を認識しているカメラが汚れていた
①や②の場合は対象部品をさっと交換すれば直るのですが
(営業中の交換作業を見たことある方も多いと思います)
③、④の場合各ステーションをばらしての作業になって行きます。
では、早速分解した画をば
色々引き抜くとこうなります。
ここからさらにフィールド下腹部の木の板を取り外した中に
馬の位置を認識しているカメラや基盤があります。
自走車に小さなランプが2つついており、この光を写真のカメラで認識し、位置を把握しているようです。
これも確実にそういう仕組み、というわけではなく、我々の修理の経験上、の話です。
内部の仕組みや設計図みたいな資料も無いので、修理の経験値が要求されます。
最初に世に登場したのが1999年なので、18年の時が立っておりますが、
この時代に赤外線認識やLANケーブル、光ケーブルなどの
技術が使われている最先端仕様。
この技術が詰め込まれているからこそ、現在まで動いているとも言えるでしょう。
時代の最先端技術が使われていたゲームセンターのゲーム機達。
現在ではVR技術を使ったマシンがそれにあたりますが、まだゲームセンターでの大量導入には
至っていない状況です。
時代の変化を経験できているのを楽しみつつ、
G-1リーディングサイアーのような古き良きマシン達も大切にして行きたいと思います♪
usaru3
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