【ゲーム業界こぼれ話】アーケードゲームの新作商談会に行ってきました

こんにちは。Nomuです。

私のブログは更新久しぶりですが、せっかくタイトルも新しくなった事だし

今後は定期的に（週一回？）更新しようと思います。

さて今回は5月末～6月頭に行ってきた商談会ネタですよ。

そもそも商談会ってなに？

アーケードゲームって新作の場合だいたい発売の半年以上前に注文の締め切りが普通です。

要するに受注生産なんですね。売れる分しか作らない。

それでゲームがヒットすれば二次生産・三次生産をして追加販売をする。

だから「うちあのゲーム買ってないけど人気があるみたいだからやっぱり買う」

とかは、メーカーが追加生産しない限り出来ないんです。

最近だと「艦コレ」とかがそんな感じですね。（バイヨン買ってないし・・）

で、アーケードゲームってお高いので注文締め切りの前に実際に開発中のゲームを

遊んでもらって買うか買わないかを判断してもらうのが「商談会」です。

なんか最近は実際に遊ぶ時間よりもプロデューサーのありがたいお話とか

価格・プラン・販促戦略の話が長くて、遊べる時間なんて10分位ですけどね。

 

ちなみにヒットしなければ後から買うことも出来ます。中古業者さんとかからね。

その場合値段が半分になっていたりして・・・。

最近だとあのカードゲームがアレでソレでしたね・・。

なんだか急に彗星の画像を張らないといけない衝動に駆られました。

（赤いですね）

 

タイトー商談会　～ラブライブ～

タイトーの新作は2つ

・ラブライブ（スクフェスＡＣ）

http://www.lovelive-sifac.jp/

・マジシャンズ・デッド

http://magiciansdead.jp/

 

印象

ラブライブはビックタイトルなので気になりましたが

スマホゲーが既にあるのがネック

ですね・・。今までこのパターンでヒットした試しがないし。

プロデューサーさんへこの事を質問したのですが

「ラブライブはスマホゲームが最初じゃなくて、様々なプラットフォームで展開していて

なおかつ人気のあるコンテンツだから今までとは違う」

というような趣旨の回答を頂きました。

まあ確かに最初は読者参加企画からスタートしてＣＤ、アニメ、ライブ、ゲーム

と順調にコンテンツを育ててきたので「ゲームが最初」じゃないのは

そうなんですが・・。なんという大人理論・・。つっこみ待ちでしょうか・・？

 

ゲーム内容

肝心のゲーム内容は

だいたいスマホ版と一緒

最も違う点は「物理ボタンで操作」　「カード払い出しがある」　の2点ですかね。

（「画面がおっきい」とか「曲に合わせてキャラクターが踊る」とか他にもありますけどね）

物理ボタンは・・まあ慣れだと思います。スマホ版を遊んでいたユーザーなら特に

問題はないかな。

で、カードですが・・・・。正直ちょっと・・・。

艦コレとかのカードを見た後だとどうしても見劣りします。

だってロール紙だし。

まあ作品への愛がある方なら気にならないのかも・・。

 

懸念する点

・販売形式がえぐい（メイン1+サテライト3）

・高い　（直球）

・カードがしょぼい

・ミューズの活動が終息したけど大丈夫？

・ラブライブサンシャインがヒットしなかったら共倒れ？

上記も気になりますが我々運営側として一番気になるのは

本当に新しいお客様を店舗に呼び込めるのか？

これに尽きると思います。

ファンの方が多いコンテンツなので1回は遊びに来てプレイしてくれるかも

しれませんが、「まあスマホで遊べるし」と思われてしまったら終わりです。

実際私の知人に聞いてみたら「スマホで遊べるしね」という返答でした。

本当にコアなファンの方なら店舗に通って頂けるかもしれません。

でもそういうコアなファンの方は秋葉原とか池袋に行って遊ぶと思うんですよね。

つまり全国どこの店舗でもラブライブの恩恵を受けられるかというと

「そうでもないんじゃないか？」という話です。

 

まとめ

はい、ちょっと長くなったので続きはまた次回。

ラブライブＡＣの評価をまとめると

・場所によっては大ヒットする可能性がアリ

・ゲームそのものはスマホ版と大差ないので不安

・カードの作りこみが発売までに進化すればメガヒットあるかも

・スマホからアーケードへの展開は失敗する法則を覆せるか楽しみ

・高い（直球）

あくまでも私的な感想なので実際は稼動後に皆さんの目で確かめてみて下さいね。

オペレーターの皆さんは購買の参考にしちゃだめですよ。

なんていっても

艦コレを買わなかった人

ですから・・・。　　というわけでメーカーさんに怒られなかったら次回へ続きます。