あの頃のゲーム日記#3 ストリートファイターⅡ

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皆さんこんにちは。NOMUです。

何となく続いているこの企画。3回目です。

私も忘れそうなのでまずは企画の趣旨を

簡単に言えばゆるい私小説みたいな感じです。

最近諸事情によりあまり取材に出かけられなく・・・

かといって毎週ゲームセンター業界の画期的なニュースも

ある訳ではないので、この際今までの私のゲーム歴を

読み物にしてしまおうというそんな企画。

3回目にしてまだメダルゲームには辿り着いておりません。

中学生からゲーセンで遊んでいたのでメダルゲームに出会うまでに

色々とあるのでまあ仕方なし。私の年代はリアルタイムで

色んな変化がありましたからねー。昭和から平成になったり。

アーケードゲームでも新しいジャンルが誕生したり。

そう。今回はついにあのゲームに触れます・・・

 

その前に!

前回の記事はこちら

あの頃のゲーム日記#2 デスブレイド

小学生からスタートし前回で中学2年生までたどり着きました。

それでは中学2年生。1991年から再開です。

 

俺より強いやつに会いにいく勇気はありませんでした

結論から書くと1991年にストリートファイターⅡが発売。

爆発的なブームとなり世はまさに格闘ゲーム一色。

私も決して上手くはなかったですがこのブームに巻き込まれます。

当時私は中学2年生。

私の世代が格闘ゲーム第一世代となります。

ここら辺の記憶がとても曖昧なのですが、前回のブログで

「初めてゲーセンでプレイしたゲームがデスブレイド」

と書きましたがデスブレイドの発売は1991年7月

ストⅡの発売が1991年3月

つまり私が初めてゲーセンに行った時には「ストⅡが稼働していた」

そういう事になるのですが、まるで覚えていません。

地元のゲーセンには入荷していなかったのか、私が気が付かなかったのか。

その辺は本当によくわかりませんが、ストⅡっていうゲームが

面白いみたいだよっていう噂は中学2年生の冬頃に聞いた気がします。

確か最初にリュウを使って昇竜拳が出せなくて挫折したような・・・

その辺本当にフワフワしていて申し訳ないのですが

ハッキリとストⅡを認識したのはVS筐体が登場した辺り。

『ゲーセンで知らない人と対戦する』

当時はこれがものすごいハードルが高くて、対戦という文化が

生まれたのはVS筐体が登場してから。

ちなみにVS筐体ってなんぞやというと、向かい合わせに

筐体が繋がっていて対面状態で対戦ができるという画期的なもの。

今では当たり前ですが当時は本当に画期的でした。

だってそれまでは1つの筐体で横並びに座って対戦するしか

方法がなかった訳ですから。

流石に知らん人がプレイしている中で急に横に座って

対戦をはじめるとか無理過ぎるでしょ・・・

そんな訳でVS筐体の普及もあり、対戦格闘ゲームは

大袈裟ではなく日本中で大ブームとなりました。

私はというと92年にスーパーファミコンでストⅡが発売され

ひたすらCPU相手に練習の日々。

格闘ゲームのコマンド入力にも慣れ、ゲームセンターでも

そこそこ対戦で勝てるように・・・は、ならず

対人戦は連戦連敗の日々。私が下手だったのか周りの大人が

上手すぎたのかわかりませんが、まあ勝てない。

結局私は生粋の春麗使いになったのですが(コマンド簡単なんで)

ぴょんぴょん飛び回るだけで対戦した方はさぞ面倒くさかったと思います。

ごめんよ、あの時の大人達・・・。

 

 

対戦では勝てないけどやっぱり格ゲーは面白い。

その後も餓狼伝説やら侍スピリッツやらリリースされた

格闘ゲームはほぼ全て手を付けたと思います。

決して上手くはないけども。

俺より強いやつに会いに行く勇気はなかったけれども

それでも中学~高校時代は毎日ゲーセンに通い

偶然友達と会ったら一緒に遊んだりして楽しく過ごしていました。

今の時代では考えられないけど当時はスマホどころか携帯も

一般的ではなかったので、ゲーセンに行けば誰かいるだろう

とか、そんな理由で通っていた部分もあります。

地域のコミュニティとして今よりも機能していた時代でした。

ある意味でとてもいい時代だったなぁ。

SNSも当然ないし、炎上もないし。

そう考えるのは私が昭和生まれだからだと思いますが

なんとなく今よりものんびりとした時代でした。

 

そして時は流れ1996年!

高校を卒業した私が選んだ進路は「専門学校」

学校の場所は池袋

この地でついに!あの店舗に出会う事となるのです。

あの店さえなければ。失礼。あの店がなかったら

今の私も、バイヨンもなかったでしょう。

ようやくここまでたどり着きました。

次回「メダルゲームとの出会い」

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Nomu

Nomu

数少ないバイヨンオープニングメンバーの1人。もう10年以上バイヨンに関わってます。メダルゲームを専門とし、シングルマシンをこよなく愛する。好きなゲームは52JP・HMなど。