伝説のプライズ機『サブマリンキャッチャー』をプレイ

皆さんこんにちは。NOMUです。

突然ですが『サブマリンキャッチャー』をご存知でしょうか？

知る人ぞ知る伝説のプライズ機でして

獲得できる景品はなんと『生きたエビ』

別名『伊勢海老キャッチャー』なんて呼ばれてました。

2000年に発売され、2～3年はブームが続いたと思います。

当時はなんというか・・・とても自由な空気でして

今では信じられませんが景品として

熱帯魚、ウーパールーパー、昆虫などの

生き物が普通に提供されていました。

しかも割と人気景品だったりして・・・

もちろん色々な方面から怒られまして

それはもう怒られまして

生き物の景品は消えて行ったのですが、

そんな時代にひときわ異彩を放っていたのが

サブマリンキャッチャーです。

なんといっても伊勢海老が景品なので

水槽の中にアームを突っ込んでエビを捕獲します。

当然エビも逃げる訳で・・・

これどうやって捕獲するの？

と当時から思っていました。

そんなサブマリンキャッチャーも時代と共に

設置台数は減少していき現在では幻の存在に。

もう実機と出会う事はないと思っていたのですが

あったんです・・・すぐ近くに・・そう

埼玉県に設置してある店舗がありました。

そんな訳で貴重な実機に会いに行って来ました。

 

埼玉県幸手市へGO

やってきました杉戸高野台

東武動物公園の1つ先の駅ですね。

所在地は埼玉県杉戸町ですが、少し歩けばすぐに幸手市。

目的の店舗は『インターワールド幸手店』

駅からは徒歩10分位です。

本当はバイクで行こうかなと思ったのですが

まあまあ本降りの雨と風で断念。

駅から日光街道へ出て少し歩けば

インターワールド幸手店

画像だとわからないけど豪雨と強風です・・・

電車で来てよかった・・・

さてこちらの店舗

数々のゲーセンが開店、閉店を繰り返してきた歴史があります。

最初はセガだったかな？他にもスクエアワン、アピナなど

色々なゲーセンが営業をしていました。

色々あって現在はインターワールド幸手店となっています。

今度は長く営業して欲しいところですね。

マシン構成としては1階にプライズと麻雀。

2階にビデオとプライズ、メダルが揃っています。

お目当てのサブマリンキャッチャーの前に

他のゲームも紹介します。

ガンダムが1プレイ50円！？

これは全国最安値なんじゃないかな？？？

50円じゃほとんど利益が出ないのでは？

これだけでも貴重なお店である事がわかります。

メダルはパチンコ・パチスロが多いですが

シングルマシンも設置していますし、スターボートもある！

久しぶりに見たなスターボート・・・

あー、なんだっけ！サイコロのやつ。

これもたまーに見かけるけどまだ現役なんですね。

ナムコのシングルプッシャー

このシリーズ結構色々とあったんですよね。

昔バイヨンにも羊飼いのペターとかありました。

意外にもレアなメダル機に色々と出会えてうれしい。

それでは本命の機械に行きますか！

 

サブマリンキャッチャー

あった！久しぶり！

すごいなー、実機だよ実機。

今の景品はオマール海老なんですね。

 

昔の記録を紐解いたら当時全国で230台ほど販売されたらしい。

最初に書いたように

「各種団体からの抗議」や一般ユーザーからの苦情が相次ぎ

衰退していったと思われていますが

実際の抗議や苦情はそれほどでもなかったみたいです。

どちらかというとエビの仕入れや管理、機械のメンテナンスなどが

売上と見合っていなかったという事情の方が大きかったらしい。

そう言われるとなぜかとっても納得する。

そうだよなぁ、売上げ（利益）がよければ稼働させるもんなぁ・・・

ブームの時はよかったけど、その後は色々と割に合わないから

撤去してしまったんだろうな。

やっぱりさ・・・

生き物を景品にしちゃダメよ

かわいそうとかそういう観点ではなくて

単純に割に合わないよ。どうやったって生き物だから

死んでしまう事もあるだろうし。当時だって苦情があったのに

今の時代なら尚更色々とあるだろうし。

それでも稼働を継続している店舗には頭の下がる思いです。

もはや文化財レベルだしなぁ・・・

手間だってめちゃくちゃ掛かるのに・・・

機械が修理不可能になるまで頑張って欲しいですね。

 

オマール海老・・・元気そうだ・・・

これも何かの縁だ。せめて捕獲して美味しく頂いてあげよう。

という訳ですっごい久しぶりに実機をプレイ。

・・・

うーん・・・

捕れねぇ！（エビが逃げるから）