ブラックジャック解説

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こんにちは。Nomuです。

GWも本日で最終日です。皆さんはどんなGWを過ごしましたか?

私は5月3日から今日までイベントで毎日ブラックジャックのディーラーをやっていました。

普段お話しないような方や、久しぶりにお会いした方など様々な方と楽しい時間を共有でき

大変幸せなGWでした。ブラックジャックイベント好評でしたらまたやりますので、その際は

宜しくお願い致します。

 

さて、今回は知っているようで意外に知らないブラックジャックについて解説します。

まずシングルマシンとしてブラックジャックが実はあります。

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ポーカーやスロットは沢山ありますが、シングルマシンのブラックジャックってちょっと珍しいですよね。

ブラックジャックなのでボタン表記も専用のものです

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【基本的なボタン】

1BET・・メダルを1枚BETします。

REPEATBET・・前回のBET数と同じBET枚数でプレイします。

DEAL・HIT ・・ゲームを始める時に押す・カードをもう1枚引く時に押す

WINSRIDE・・勝った枚数をそのまま次のゲームにBETする。

STAND・・それ以上カードを引かない時に押す。

COLLECT・・勝った枚数をクレジットに移す(勝ちを確定させる)

PAYOUTCOINS・・クレジットのメダルを払い出す。

 

上記以外のボタンはゲームの状況に合わせて使うボタンです。毎回使用するものではありません。

ほとんど使用しないボタンもあります(後述)

 

ブラックジャックの基本ルール

・ディーラーとプレイヤーが勝負をし、カードの合計が21に近い方が勝ちです。

(同じ数字だった場合は引き分け。)

勝った場合の配当はBET枚数+BET枚数の1倍です。

つまり10BETで勝った場合、10+10=20枚の勝ちになります。

 

・絵札(J・Q・K)は全て10とカウントし、Aは1又は11とカウントします。

例:Jと8=10+8=18

例:Aと9=1+9=10 又は11+9=20 どちらでもOKです。

 

・最初に配られたカードが10(10・J・Q・K)とAの組み合わせの場合「ブラックジャック」という役になる。

配当はBET枚数+BET枚数1.5倍です。10BETでBJ完成が完成したら10+15=25枚の勝ちです。

 

・カードの合計が21を超えてしまった場合バーストといって、無条件で負けになります。

 

・ディーラーは合計が17以上になるまでカードを引かなくてはいけない。プレイヤーは制限がない。

 

多くの方が勘違いをしているのは、手札を21に近づける事が目的になっている事です。

ブラックジャックの目的は手札を21に近づける事ではなく

ディーラーに勝つことです

なので自分の手札が4でも5でも、ディーラーがバーストすればよいのです。

欲張ってHITをし、自分がバーストしては意味がありません。

 

困った時のベーシックストラテジー

自分がイベントでディーラーをしていてよく見る光景として

「合計17じゃ勝てない気がするからHIT!」→バースト・・

「合計12だけど怖いからSTANDで・・」→負け

非常に多いですこのパターン。そしてこの遊び方ではあまり勝つ事は出来ません。

17でヒットとか、12でスタンドしているから勝てないのではありませんよ。

~気がする  怖いから  という理由でヒット・スタンドを決めているから勝てないのです。

・・じゃあどうすればいいの? はい、ブラックジャックにはベーシックストラテジーという基本戦略があります。

迷った時はその通りにやりましょう。

 

【ベーシックストラテジー表】

DSC_0128

はい、何が書いてあるかさっぱりですね。少し解説しますと

DEALERS UP CARD
表の左端と右端にかいてありますね。これはディーラーの見えているカードが何かを意味しています。

HARD HANDS
ハードハンド。Aを含まない場合の合計です。

SOFT HANDS
ソフトハンド。Aを含む場合の合計です。

PAIRS
同じ数字が2枚配られた場合どうするかが書いてあります。

 

ディーラーのアップカードと、自分の手札の合計が交差した所にある指示が確率的に有利な

プレイヤーの行動となります。

たとえばこんな場合

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ディーラーのアップカードが2。手札が14です。

勢いで遊んでいると

「14じゃ勝てないでしょ!ヒット、ヒット!」→バースト

という展開になりがちですが、ここでベーシックストラテジー表を確認しましょう。

DSC_0128

まずディーラーのアップカードが2です。そしてAを含まない「ハードハンド」で合計が14です。

この2つが交差するところには「STAND」とありますね。

つまりこの場面ではヒットではなくスタンドが確率的に有利なのです。

ディーラーのアップカードが6以下の場合、ディーラーがバーストする可能性が高いので

無理に自分がヒットしてバーストのリスクを負う必要がないんですね。

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で、スタンドした結果は見事ディーラーがバーストして勝ちました。

このようにベーシックストラテジーに沿ってプレイをする事で、勝率はぐっと上がります。

もちろん、時には勘と経験に任せてプレイすることもあっていいと思いますけどね。

ゲームなので楽しむことが最優先でいいと思います。

 

プレイヤーの特権(オプションを使いこなす)

さて、ブラックジャックにはプレイヤーだけが使用できる様々な特権があります。これらを利用することで

ブラックジャックは更に楽しいゲームになります。

ダブルダウン

1枚しかヒットしない代わりにBET枚数を倍にする事ができます。

たとえば合計が11の時は必ずダブルダウンをします。

なぜならヒットしたカードが10で21となる可能性が高いからです。

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写真は10BETでプレイし、手札が10、ディーラーアップカードが9だったのでダブルダウンをしてBETを合計20にし

勝った場面です。

スプリット

同じ数字のカードが2枚配られた時に使用できます。

たとえば8が2枚配られた場合、最初のBETと同額をBETすることで手札を2分割することができます。

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負けている画像でアレですが、最初に7が2枚配られました。そこでスプリットをし、手札を分割。

どちらの手も17になりましたが、ディーラーが20だったので負けてしまいました。

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スプリットは条件が揃えば複数回行えます。

この写真では10が2枚配られたのでスプリット。(左と真ん中に分割)

するとまた10が配られたので更にスプリット(右)

こうして手札が3組になりました。BETも3倍になっています。

その他

残りの特権「インシュランス」「イーブンマネー」「サレンダー」はあまり使いませんが解説します。

【サレンダー】
BET枚数の半分を返してもらいゲームを降りる事です。自分の手札が弱い時やディーラーのアップカードが
強い時に使います。ただしディーラーがブラックジャックの場合はサレンダー出来ず負けになります。

【インシュランス】
ディーラーアップカードがAの時に使えます。本来のゲームとはまったく関係なく、ディーラーの手札が
BJかどうかを予想するというものです。インシュランスを行うには追加BETが必要です。(最初のBETの半額)
予想が的中した場合は2倍の配当です。予想が外れた場合インシュランスのBETは没収です。

【イーブンマネー】
自分がブラックジャック。ディーラーのアップカードがAの時に使えます。
イーブンマネーを宣言した段階でBETの1倍の配当を受け取れます。(詳細がややこしいので割愛)

なぜ上記の3つの特権はあまり使わないかというと、効率の悪い賭け方だからです。

特にインシュランスとイーブンマネーは「やるだけムダ」と評される場合もあります。

まあそのあたりは好みの問題もあるのでなんとも言えませんが、私も上記3つは使った事がありません。

海外のカジノでも2回程ブラックジャックを遊んだ事がありますが、誰も使っていませんでしたね。

(カジノによっては上記ルールを適用していない場合もあります)

・・・まあ余り頑張って覚える必要がないという事です。

 

まとめ

・ベーシックストラテジーを忠実に守ってのプレイが基本。

・時にはベーシックストラテジーを無視しても楽しめればOK。

・ディーラーに勝つ事が目的。21に近づける事が目的ではない。

・ダブルとスプリット以外のオプションは知らなくても大丈夫。だって使わないし。

 

なんだかとても難しいように見えますが、やってみるととても簡単です。

ブラックジャックイベントもそのうち又やりますので、普段経験することが少ない

テーブルゲームをどうぞお楽しみ下さい。

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Nomu

Nomu

数少ないバイヨンオープニングメンバーの1人。もう10年以上バイヨンに関わってます。メダルゲームを専門とし、シングルマシンをこよなく愛する。好きなゲームは52JP・HMなど。
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