今さら聞けないメダルゲーム#1 COOL104

20,489 views

皆さんこんにちは。NOMUです。

さて、今回は突如スタートしました新企画

『今さら聞けないメダルゲーム』の第1回をお届けしたいと思います。

前にもブログで書きましたが、メダルゲームの遊び方を文章で伝えるって

結構難易度高いのです。(過去に1回挫折してるし・・)

動画での解説はバイヨンTVでずっとやってきましたが

ここに来て文章でも残そうという気持ちになりまして・・

まあ、どの程度やれるかは謎ですが頑張っていきたいと思います。

COOL104ってどんなゲーム

????????

ゲーム画面はこんな感じ。

ゲームセンターでメダルゲームを遊んだ事がある人なら1回位は

見かけた事があるのかな?とりあえずカードが5枚配られていますね?

このゲームで使用するのはトランプ52枚です。(ジョーカーは入ってないですよ)

で、配られるトランプを『ルールに沿って』場に出していく訳です。

配当は基本的には『何枚のトランプを場に出せたか』で決まります。

とりあえず10枚以上トランプを場に出せればメダル獲得ですよー。

そして52枚全てのトランプを場に出せればクリア・・・ではなくセカンドステージが始まります。

セカンドステージ、つまり2周目ですね。再度52枚のトランプを場に出して行きます。

そう、COOL104 の104とは52枚のトランプ×2=104枚のトランプを使うという意味なんですな。

ちなみにセカンドステージは配当が大変な枚数になりますし、104枚オールクリアなんて

日にはもう大騒ぎですよ。もう他のプレイヤーの憧れの的、一夜にしてヒーローですよ(言い過ぎた・・)

ちなみに前作はホワットイフというゲームでセカンドステージがないだけでルールは一緒です。

他にもホイール付きとかジョーカー入りとか色んな派生ゲームがありましたが

今回紹介するCOOL104が一番の傑作だったと個人的には思います、はい。

とりあえずメダルを投入

まあ、メダルゲームなんでメダルを投入しないことには何も始まりません。

????????

投入口にメダルを投入しましょう。

下には『何枚で遊べるか』の表示がありますね。

この筐体では3枚から最大で30枚まで一回のゲームにBETできます。

バイヨンでは他にも『2枚から20枚』 『5枚から50枚』など様々なレートの台を

常時設置しています。当たり前ですが低BETはローリスクローリターン、高BETは

ハイリスクハイリターンですよ。ただしCOOL104に限っては低BETでもセカンドステージに

行くと結構な配当が返ってくるのでそうとも言い切れないのが面白いところ。

自分のメダル事情に合わせてBET枚数は決めましょう。低BETでも高BETでも楽しめます!

ルール説明

????????

ではルールを説明!実際に私がプレイした画像を使ってゲームを進めて行きましょう。

最初に『ルールに沿って場にカードを出していく』と書きましたが、そのルールとは

同じ数字、又は同じスーツ(ハートとかスペードとかね)は繋げる事ができるというルールです。

基本ルールはこれだけ

いや、ほんとあっさりしてるんですよ。だが奥が深い!

では上の画像でどうやってカードを出していきましょうか?一緒に考えましょう。

考えましたか・・?

確実に今配られている5枚は場に出せるやり方がありますよね?

正解はクラブ4→クラブK→ダイヤK→ダイヤQ→スペードQです。

わかりましたか? えっ?スペードQを最初に出しても繋がるんじゃないかって?

鋭い!

確かにスペードQ→ダイヤQ→ダイヤK→クラブK→クラブ4でも先ほどと同じように

今見えている5枚のカードは確実に場に出せます。

しかし今回の場合はクラブ4から出すのが正解です。

なぜか!?

????????

クラブ4を出しました。するとクラブ8が新たに配られましたね。

場にクラブが出ているのでクラブ8とクラブKのどちらでも出す事が出来ますが

クラブKを先に出してしまうとクラブ8が無駄に残ってしまうのでクラブ8を出します。

すると、3枚目でクラブ4から出すのが正解と言い切った答えが!!

????????

クラブQが配られました!やったぜ! えっ何が?

はい、画面右上を見て下さい。FULL HOUSEという部分だけ色が変わっていますね?

そして6と1という意味深な数字が!?これは『今FULL HOUSEという役が1回きたよ、配当は6枚だよ』という

意味です。そう、このゲームは場にカードを10枚以上出すという方法以外にもう1つメダルを獲得する方法が

あります。それが配られている5枚のカードでポーカー役を作るというものです。

今回はフルハウスという役が出来たのでまだ場に2枚しかカードを出していませんが6枚の配当が確定しました。

ポーカーはちょっと・・難しくて・・

そうですね。わかりますよ。私もドローポーカー苦手ですし

バイヨンTVでドローポーカーを扱ったら炎上確定という位下手クソですし・・

わかりますよ・・ええ・・本当に・・難しいですよね。

でもね、このゲームでは5種類のポーカー役しか出てこないので

その5種類の役だけちょっと覚えてみませんか?すみません・・すみません・・(なぜ卑屈に?)

5種類のポーカー役

FLUSH(フラッシュ)
5枚のカードが全て同じスーツ。5枚ともクラブとか5枚ともダイヤとかね。

FULL HOUSE(フルハウス)
ワンペア(同じ数字のカード2枚)とスリーカード(同じ数字のカード3枚)
の組み合わせ。QQ666とか22444とか。

FOUR OF A KIND(フォーオブアカインド)
4カードのこと。同じカードが4枚。77778とかKKKK6とか。

STRAIGHT FLUSH(ストレートフラッシュ)
連続した数字の並びでスーツも一緒。23456で全部クラブとか。

ROYAL FLUSH(ロイヤルフラッシュ)
AKQJ10 の5枚でスーツも一緒。よく漫画とかで「くらえ!ロイヤルストレートフラッシュ!!」
とか言ってるけどロイヤルストレートフラッシュって日本以外の国ではあんまり聞かないそうだよ。

ルール説明②

ポーカー役を紹介したので先ほどの続きから

????????

見事にフラッシュを獲得した場面から続き!さてクラブQを出すかクラブKを出すか・・・。

クラブKを出してハートQが来れば4カードのスペシャルボーナスが獲得出来る・・

クラブQを出してハートQかハートKかスペードKが来ればもう1回フルハウス。

確率的にはクラブQを出してフルハウスだけど・・4カード出したい・・・

ええぇーいクラブKを場に出す!出すといったら出す!

????????

まあそんなに上手くいく訳ないよね。

気を取り直して、ダイヤKを場に出して・・次にダイヤQ・・

????????

おお、いつの間にかフラッシュのチャンス。クラブQを出してスペードのカードが来れば

フラッシュの完成、スペシャルボーナスで配当ゲットだ!

ここで画面右中段を見ると・・スペードのカードはまだ1枚も場に出してない事がわかりますね。

場に出したカードは消えて、今見えているカードは黄色になっています。

という事で迷わずクラブQを出す!

・・がフラッシュは完成せず、結局その後11枚まで場にカードを出し終了。

????????

メインゲーム終了後に配当が発生していれば他のゲーム同様『ダブルダウン』に挑戦できます。

勝てば配当倍、負ければ0枚です。今回はスタンダードダブルに挑戦。

????????

左端のカードがディーラーカード。コレよりも強いカードを引ければ勝ちですが・・

強さの順番が (最弱)2→3→4→・・・・10→J→Q→K→A(最強) なので

最強のカードじゃないか!引き分けはあっても勝ちはない(絶望)そして見事に負けたのが上の画・・。

ダブルダウンは他にも何種類かありまして、ここで全部解説すると長くなるので

初期に書いていた私の解説ブログを参照して下さい。↓

「FREE DEAL TWIN JOKERS (PROG)」通称52JP 遊び方・ルール②

こんな時どうする?

とりあえず駆け足でルール説明をしたところで、こんな時どうする?という場面を解説です。

まずは

????????

こんな場面で考えられるのは

① ハート7→ハート8→クラブ8→クラブ4 このパターンか

② ハート8→ハート7→スペード7 このパターン。

確実に枚数を稼げる出し方が王道だとすればパターン①が正解です。

最後がスペードで終わるか、クラブで終わるかという事に注目すれば

スペードは残り10枚 クラブは残り10枚 なので枚数に差がなく

やはり正解はパターン①という事になります。

ただし、残りスーツが極端に偏っている場合はこの限りではないので注意。

たとえば・・・

????????

この場合はどうでしょうか?

① ダイヤK→スペードK→スペード7

② スペードK→ダイヤK→ダイヤ8

パターン①も②も確実に出せるカードの枚数は同じです。

この場合の判断基準としては『最後スペードで終わるか、ダイヤで終わるか』です。

スペードの残り枚数は10枚 ダイヤの残り枚数は6枚 つまり最後スペードで終わるように

した方が続く可能性が高いという事ですね。

また、別の見方をすると8は今場に出ているもので最後です。つまりもう8は出ない。

対して7はかろうじてまだ1枚残っている。一応7が出る可能性はある。

まあ結局はスペードで終わるようにするのが正解なのですが、

「残っているカードの種類」を細かくチェックするのが勝利への近道へなります。

後半になればなるほど『ちゃんと計算してカードを出さないと勝てない』場面が増えます。

適当にカードを出すと50枚とか51枚でゲームオーバーなんて事態を招きます。

(ちゃんとやっていてもまあよくある話しなんですがね・・・)

伝わりました?

いかがでしたでしょうか?

COOL104の面白さ、遊び方、伝わっていますでしょうか?

バイヨンに限らず、まだまだ全国でも稼動している事が多いゲームなので

お近くのゲームセンターで見かけた時は是非プレイしてみて下さいね。

最後に昔うちのTAKA-Dが書いたCOOL104の記事も紹介しておきます。

今回の記事とあわせて読めば更に理解できる(かも)

メダルゲームCOOL104の紹介 

という事で次回も宜しくお願い致します。

最後までお付き合いありがとうございました。

無題

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.
Nomu

Nomu

数少ないバイヨンオープニングメンバーの1人。もう10年以上バイヨンに関わってます。メダルゲームを専門とし、シングルマシンをこよなく愛する。好きなゲームは52JP・HMなど。